私たちについてAbout us

品質管理体制について

USDA COSMOS の2つの国際認証取得

ナチュラスサイコスは、USDA(NOP)、 COSMOSの2つの有機認証を取得しています。
また、ISO9001国際品質マジネジメントシステム認証を取得し、国際基準に準拠した 品質管理を徹底して行っています。

オーガニック認証 有機製品 天然製品

「日本国内で明確な基準がない有機(オーガニック)製品や天然製品を正しく広めていくためにどのようなことをしたらよいか」

という視点で事業を実施しています。弊社では世界でも最も厳しい有機基準を持つ 米国農務省のUSDA認証(National Organic Program)、欧州の主にスキンケアなどの認証を行うCOSMOS認証のダブル認証を取得しています。これにより有機原料、天然原料を使った正式な認定製品を企画、原料調達、認定申請、製造から納品までを一貫して行えます。

これらの有機認証は確実な有機製品を供給するためのトレーサビリティー確保、設備要件、コンタミネーション(混在)の防止、衛生管理、企業としての環境配慮などが主な審査基準となり、有機製品の製造、流通に特化した認証となります。ISO9001などと同様に年次監査、内部監査を実施し、品質確保、信頼性確保を行っています。これにより弊社が保管、充填、加工を行った製品も適切な申請を認証機関に行う事で製品が正式な有機栽培品であることが国家レベルで保証された製品に認定ロゴを付与して製品出荷が可能となる国内でも限られた認定事業者です。また、グローバル視点で見た際も、豪州・米国・欧州とオーガニック先進国の認定基準を満たす事で海外市場での信頼性確保にも貢献いたします。

Certification 有機・天然認定

ー主にスキンケア製品や精油などのOEM製造は以下のグローバルスタンダードによる製造が可能です。個人の皆様にも安心していただける製品作りを常に目指しています。

USDA ORGANIC (National Organic Program)

USDA ORGANIC (National Organic Program)

世界で最も厳しい基準を持つといわれるアメリカ農務省が認定する食品基準のオーガニック認定。
製品の生産工程においても非常に厳しい基準を設けています。

COSMOS

COSMOS NATURAL

ベルギーブリュッセルに本部を持つ天然製品やナチュラルスキンケアの天然認定・有機認定を行う欧州の機関。中身だけでなく容器のリサイクル性、企業の環境モラルなども認定の対象となる先進の天然認定です。

ISO9001国際品質マネージメントシステム認証

当社は審査登録機関ペリージョンソンレジストラー(PJR)よりISO9001:2015の認証を取得し、国際規格に準拠した当社品質マニュアルや手順書を含む、製品の品質を管理するための品質マネジメントシステムにより、製品の品質管理を行っています。 また、審査登録機関による定期的な審査を受審する他、内部監査を実施するなどして、品質マネジメントシステムの点検、改善を日常的に推進し、品質の向上と、お客様満足度の向上に努めています。

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理化学的見地_ガスクロマトグラフによる成分分析

ナチュラスサイコスでは精油の品質管理において、経験上やはり五感による官能検査や信頼のおける業者選びを最重要視しています。なぜなら成分の調整は後からいくらでも出来、ガスクロマトグラフでは示しきれない領域があることを経験から把握しているからです。しかしながら、現代社会において「数値で示す」ということの重要性も同時に重んじています。

そのため、弊社では自社工場のラボ内にガスクロマトグラフ分析機器と社内にガスクロマトグラフ分析による成分分析経験者を常勤にて2名配置しています。(2018年9月現在、姫路工業大学大学院(現兵庫県立大学大学院)物質科学科博士前期課程修了者、立命館大学理工学部化学科修了者(大手化粧品メーカーにて香料受入分析経験)の2名)

ナチュラスサイコスはこのように精油の品質を人間の五感、理化学検査にて判断すべきと考えます。

自社内のラボに設置の島津製作所GC-2010。精油の分析に広く用いられる機種を採用。
オートサンプラー、オートインジェクターを装備し、大量のサンプルに対して、一斉分析をかけることが可能です。
Cof A(試験成績表)のサンプル画像添付

もちろんガスクロマトグラフのみならず、社内ラボにて比重・屈折率・旋光度・粘度の精油の品質指標となる全ての数値の測定が可能です。

2.目視と香りテスト

人間の五感によるテストは最も基本的で初期段階で行われるテストです。
精油の半透明性、色、粘着性、溶解度、および香りは、品質を維持するために最も大切でテストの基本です。

3.比重テスト

成分表の中の指針でもある比重は水の密度で物質の密度を割った数値です。
水には1グラム立方センチメートルの密度があり、分母と分子の単位が同じなので、単位は消え、比重は物質の密度と同じ数値になります。
このテストは精油の成分により比重が異なるため、純粋性の基準となります。

4.屈折率テスト

精油を真空状態に置き、光を透過させた際の速度と透明な標本に光を透過させた際の速度との比率。
屈折率は光が通っている液体(精油)の物理構造によって関わってきます。
光を通すことによって、物質内の異物を特定することができます。
屈折率が高ければ高いほど分散の量がより大きく、物質の品質が高いということになります。

5.酸価テスト

このテストは脂肪に含まれる遊離酸の量を中和するために必要な水酸化カリウムをミリグラム換算で計ったものです。
このテストで物質の変質が測定できます。新鮮なものそうでないものを計る基準となります。

6.ヒドロキシル価テスト

有機物質の中に分類される水酸基(一価OH)の測定です。

7.ヨウ素価テスト

オイルの非飽和度の基準です。低ヨウ素価は高度の飽和を表します。

8.鹸化価テスト

鹸化価は明確な量のサンプルを鹸化させるのに必要なアルカリの量です。
ミリグラムの水酸化カリウム(KOH)の数が、サンプルの1グラムを鹸化させるのに必要な数値で示されます。

9.ヘビーメタルテスト

鉛、水銀、および砒素などの重金属が含まれていないことをテストします。

トレーサビリティ

品質保持期限とロット管理

当店では食品などと同様に精油やその他の商品のトレーサビリティー確保を実施しております。